十津川村は、奈良県の最南端にある日本一大きな村です。大阪市の約3倍の大きさもある森林を有し、山々に囲まれ、美しくも厳しい自然環境の中で、国内でも有数の良質な杉や檜の木が育まれています。しかし、今の日本の林業の流通の流れでは、せっかくの日本の資産である木を使うことが難しくなっているのが現状です。
私たちは林業を営む十津川村と一体となり、仲介業者は一切介さず直接仕入れることにより、良質な木材を家づくりだけでなく、良質な家具に使うことを実現しました。地域の木を使うということは、山を美しく保つサイクルに貢献することになります。
なにより厳しい環境の中で育った十津川産の木は、強く家具づくりにも適しています。
家具づくりを通して、住まう人の健康や心の豊かさを守り、地域の資産を守るという取り組みをこれからも私たちは続けていきます。